
作業療法の視点を活かした療育相談@こども園(高畑) ここは作業療法室ではなく、一般の「こども園」です。 土曜日に、発達が気になるお子さんに関わらせて頂いています。 「ことばが遅い」「活動の切り替えが難しい」「暴力的」「お箸がうまく使えない」など多種多様なご相談をいただきます。 ここで、40分間お子さんと遊びながら、「気になる行動の背景」を分析します。 外の世界をどのように捉えているか(感覚特性)、その情報が脳の中でどのように処理されているか(情報処理の特性)、その結果どのような動きとして現れているか(運動・行動の特性)として整理しています。 その分析の結果から、家庭や園でできる遊びや環境設定の工夫を、保護者や保育者にお伝えしています。 また、関わりの様子を「実践研修」という形で、保育・教育・療育関係者にも見学していただき、皆で学び合える場として発展してきています。 生活を支えるOTとしては、子どもの生活の場(園)に入らせてもらい、関連職種の先生方と議論できるのは、ありがたすぎる機会です。